栄養カウンセラーのエイジンケアグサロン
栄養カウンセラーのエイジンケアグサロン
2018年8月24日
最近、肌荒れを通り越して痛みや痒みを伴うお肌の不調でサロンに来られる方が増えています。
サロンに来るまでに辿るのはこんなパターン。
①まず化粧品でどうにかしようとして色々なメーカーのものを買って試す、化粧品ジプシーへ。
②それでも改善しなくて今度は皮膚科に行ってみる。
病院ではステロイドを処方されたり、ワセリンやビーソフテンのような低刺激の薬を処方されて使うけど一時的に治まってもまた止めればまた始まってしまう・・・
そして最初はちょっとした敏感傾向にだったはずなのに、そうなった根本的な原因を改善していないので慢性的な敏感肌にしてしまった！！
というパターンの多いこと( ;∀;)
さて、先日お越しになったお客様はなんと《自分の汗がしみる》というなかなかの敏感肌の持ち主です。
他にも強い乾燥、毛細血管の拡張、痛みや痒みなど敏感症状オンパレードで大変だったと思われます！
１時間近く原因を探るカウンセリングをさせていただきました。
その結果、原因は複合的に重なっていて中でも１番は食生活でした。
何年もの期間、動物性のタンパク質を食べていないという昔の修行僧のような生活！！
当たり前ですが人間は食べたもので作られます。
そして細胞、内臓、お肌までタンパク質が基本材料です。
ですから植物性のタンパク質を摂っていても命に係わる細胞や内臓に優先的に使ってしまいます。
お肌を作るには材料不足ですね。
もちろん、摂ったタンパク質を各細胞に届けるためにはビタミンやミネラルだって必須です。
要はバランス良く食べることが重要なのです。
他にも原因を探り出し、出来ることから改善からしていこう！と誓っていただきました（笑）
どんな原因であれ敏感肌の特徴は脂質バリアが低下している状態です。
脂質バリアとは角質層にあって角質細胞の隙間をモルタルのように埋めているもので、外部から汚染物質や細菌の侵入を防いだりお肌の内側で水分が逃げないようにしています。
敏感肌の初期サインとして以下の３つがあります。
〇赤み
〇バリア機能の低下
〇水分不足
ここで改善出来ないと痒みやほてり額の水分不足といった症状が出てきてしまうのね！
敏感肌になってしまう要因は遺伝や疾病など改善が難しいものもありますが、自分で作ってしまった事の方が多いものです。
下記の要因に心当たりはないですか？
●ライフスタイル
ストレス、食生活、水分不足、喫煙、アルコール、カフェイン、レーザーや強いピーリング、化粧品成分、ＰＨバランスの保たれていない化粧品の使用、熱いお湯での洗顔など
●環境
大気汚染、空中のアレルゲン、季節、室内・外気の急激な温度変化
●生理機能
ストレス、ホルモンの変動
●疾病
酒さ、湿疹、乾癬
●遺伝
遺伝的な敏感さ
例えば食生活。
先ほどお話したようにタンパク質不足が原因かもしれないし、野菜不足かもしれない。
また、毎日の飲酒がまさかの敏感肌の原因だったなんてこともあります。
また、加齢で免疫力が低下すればアレルギー反応を起こすこともあるし、今までＯＫだった化粧品成分に反応するかもしれません。
いずれにしても敏感肌になって抜け出せなくなったらするべきことは『保湿＆保護』です。
そして敏感肌用のコスメを使いつつ、思い当たる原因を一つずつ潰していきます。
敏感用の化粧品は保護力と保湿力、鎮静力に優れているので改善がみられて安定するまで使い続けることをお勧めします。
肌がまだ弱い時に美白やエイジング用など強い化粧品はお肌が受け止めきれずに逆に反応してしまいますからね。
生まれつき敏感肌ならずーっとこういったラインのお化粧品で良いかと思います。
サロンに来ていただいたらプロフェッショナルなトリートメントをします。
赤みが落ち着いて、今までにないしっとり感にビックリしますよ(^^♪
そしてホームケアとして適切な化粧品、洗顔方法、摂るべき栄養素やサプリなどをアドバイスして徐々に健康的なお肌に戻していきます。
■敏感で乾燥していたお客様の口回りの拡大写真です。
赤みと乾燥による皮むけです。食生活の影響で皮膚の再生が上手くいっていません。
↓
３ヶ月後のお肌。エステと食生活・ホームケアで赤みも乾燥もなくなりました。
方っておけば年々悪化することもある敏感肌。
諦めずにゆっくりでも一歩ずつお肌を改善させるように頑張りましょう♪
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