2020年8月17日
脳・カラダ・顔を丸っと若返らせる
栄養&美容コーチ 榎戸なおみです。
ホームセンターのペットコーナーが
どうしても素通りできません!
可愛い盛りの赤ちゃんがズラっといるんだもの〜
この子達を見ている時に
イライラなんて決してできない!
だってオキシトシン放出祭りになってますから~
オキシトシンは、
脳の視床下部にある視索上核と
室傍核にある細胞で産生され
下垂体後葉で分泌されるホルモンです。
<出産に関すること以外のオキシトシンの効果>
●胃腸の活動増進
●攻撃性の減少と恐怖感の緩和
●落ち着き、脈拍と血圧をコントロール
●結びつきの強化
●記憶力の維持
●恒常性の維持(ホメオスターシス)
(下記論文より抜粋)
オキシトシンは我が子への愛情だけでなく
動物やなんなら美味しいものや
素晴らしい体験や景色、
好きな音楽を聴く、
なんてことでも分泌されるらしい。
そう!オキシトシンは
ストレス対抗ホルモンなんですね〜
コルチゾール使い切り系の方は
休むことが重要ですが、
同時にオキシトシンを
たっぷり出すようにするのもいいようです。
人へ優しくしただけでも
ちゃんと分泌するそうですよ。
可愛いワンコやニャンコ先生を
なでなでしてオキシトシンを出すのも良いのですが。
エステティシャンとしては
オキシトシンをお客様に出させる
効果があってほしい・・・
これは研修風景(うちのサロンじゃありません)
という訳で調べたら嬉しい論文がありました。
皮膚は、脳と同じ外胚葉から発生し
五感の中で最も早く発達する感覚が触覚で、
皮膚は脳に匹敵する情報処理機能を備えている
1秒に5㎝ほどのゆっくりしたスピードで
最もリラックス効果が得られ、
逆に1秒に20㎝の速度で触れた場合は
交感神経が優位になり、覚醒度が高まると報告している。
そして、副交感神経系の応答を引き出すには、
触れる圧力が400~800グラムぐらいが適切
file:///C:/Users/nao/Downloads/KJ00009583719.pdf
千里金蘭大学紀要 11 77−85(2014)
触れるケアの効果Effects of Touch Care 山本裕子
より抜粋
そしてこんな注意点も書いてありました。
対象者にやみくもに触れても
気持ち良さは感じないどころか
不快感を与えかねないと考える
コミュニケーションと信頼関係を
しっかり取れていなければ
お客様のオキシトシンは引き出せないという訳です。
◆今日のまとめ
・オキシトシンはペットを可愛がるだけで分泌する
・オキシトシンは好きなことをするだけでも分泌する
・信頼できるエステティシャンのトリートメントを受けても分泌する
・やみくもに触れば嫌われる(笑)