2020年10月2日
脳・カラダ・顔を丸っと若返らせる
栄養&美容コーチ 榎戸なおみです。
かなりご無沙汰な投稿になりましたが
7月に亜急性甲状腺炎という病気になっていました。
この病気は夏に多く、
どうやらウイルス性らしいものの、
まだハッキリとした原因が解っていないらしい。
だから治療薬がないのです。
症状はまず甲状腺の左側から痛くなり
次第に発熱、その内に右側も痛くなって
自然治癒というのがセオリーみたい。
解熱と痛み止め目的で解熱剤が処方されるか、
痛みが強ければステロイドしかないと…
私も7月半ばに左側の甲状腺に痛みが出て、
治らないので病院へ行ったのが8月の頭。
血液検査をして結果を聞いたのが8月11日。
やがて毎日、24時間38度超えの発熱。
甲状腺の機能亢進なのでバセドウ病に似ていて
動悸、息切れ、疲労が激しいのも特徴ですが
とにかく熱と身体の痛みが強いうちは
動悸もへったくれもなく、
これらは熱が下がってから実感しました。
解熱剤を飲んでも熱の炎症で
全身の関節やら筋肉やら身体中が痛くて眠れない。
薬はあまり飲みたくないけど、
切れると38~39度と恐ろしいほどのダルさと
身体の痛みで飲まずにはいられませんでした。
バファリン60錠を4~5日で使い切るという恐ろしさよ・・・
だけどこの一連の症状は
分子栄養学を勉強している私には興味深いものでした!
ぶっ壊れて炎症を起こした甲状腺に
遊走していた白血球が集まり
守ろうとしてくれているからこの症状なのですね。
もはや甲状腺以外の部分が
元気であることにやたら感謝しました。
ちなみに8月7日の
辛くなり始め時の採血データがこちら。
この時のTSHの数値は 0.211
と、低いです。
しかし
FT3=3.5
FT4=1.32
と、こちらはまだ正常なのが謎です。
甲状腺そのものがぶっ壊れて血中に流れ出てしまい
TSHが低値になっているはずなんだけど。
バセドウ病と症状が似ていても
FT3、FT4が過剰になるバセドウ病
とは根本原因が違うのでの同じ薬は使えないのです。
白血球の数値=10,800
CRPの数値=2.98
血小板=42.1
私史上、見たことのないハイレベルな数値。
炎症しまくり、身体が戦ってくれています。
その他、血球など見ると鉄欠乏がアリアリ。
これは食べていないせいもあるとして
ここでは不問にします(笑)
とにかくこれが毎日、毎日でして、
1ヶ月半を過ぎた頃からウンザリ。
食欲も全くなく4キロ痩せました。
そして9月の秋分の日を境に
熱が下がりはじめましたが・・・
なんと!今度はやはりバセドウ病と同じように
やたらとお腹が空いて仕方ないのです!
食べ終わったそばからお腹が空いて困る~
24時間マラソンをしているような状態なので
身体としては正しい反応ですけど。
せっかくコロナ太りが解消して喜んでいたのに
あっとゆう間に元通りになりつつあります。
本来、この病気は治るまでに
3~4カ月、長いと半年かかるそう。
それを考えると早く回復した方です。
幸いにも解熱剤を飲めば楽になっていたので
この期間もエステのお仕事はしていました。
だけど、それ以外は「9月一杯は休む!」
と決めてエステのご予約と、
打合せなどの約束以外は何にもしないことにしたので
暫くご無沙汰していたという訳です。
ご心配頂いた皆さまありがとうございました!
毎日インフルエンザのような辛さと
甲状腺の痛みはかなりしんどく、
二度となりたくない病気です。
実はこの病気になって何人かの方から
こんなアドバイスを頂きました。
「甲状腺の病気になるのは依存や、焦り、
自分の心に従っていない、行動しすぎ、自己犠牲」
といった心理状態を表しているというのです!
次回は私の心理状態と、
かつて副腎疲労になった関係性を考えてみたいと思います。
きっと感情のスパイラルから抜け出せずに
それを人にも言えず、蓋をして悩んでいる
普通の顔をして暮らしている人って沢山いるんじゃないかな?
と、思うので。