ダイエットにならない!?アガベシロップの落とし穴

2019年7月23日

こんにちは。

健康も美も脳まで栄養で整えて丸っと若返らせる!

栄養&美容コーチ 榎戸なおみです。

 

 

先日の日曜日は少ない脳みそに沢山の情報を

インプットしたので早くアウトプットしないと次が入りません(笑)

 

 

そこで小出しに今日はアガベシロップのお話です。

 

 

こちらは私がまさに低GI値が魅力で使っていたもの

 

 

 

アガベシロップって一頃、

一世を風靡しましたが今でも人気の甘味料ですね。

 

 

そのワケは「低GI値の甘味料」(※) だからです。

 

(※) 低GI値の正式名は

グリセミック・インデックス

食品の体内での血糖値を上げるスピードの値を表したもの

 

 

そう!甘みが強いのに太りにくいから

ダイエットの味方として長いこと人気です。

 

 

 

TVで有名モデルさんが使っているというのを見て

私もオーガニックのアガベシロップを購入して

なんでんかんでん使っていたものです。

 

 

ところが、そんなダイエットの味方のはずの

アガベシロップですがダイエットには

結果的に不向きなのです!

 

 

高果糖液糖なのです。

 

 

高果糖液糖は果糖ぶどう糖、コーンシロップとともに

HFCS(high-fructose corn syrup)=異性化糖

と呼ばれるグルコース、フルクトースが主成分の糖です。

 

 

スクロース = 砂糖(二糖類)

グルコース + フルクトース

Wikipediaより引用

 

 

 

異性化糖(単糖類)

WIKIBOOKSより一部引用

 

 

 

これらと同じ仲間のコーンシロップは

安価に大量生産できることから1970年代から

盛んに作られ結果、肥満になる人が大勢出てしまい

大量消費には注意喚起がされています。

 

 

アガベシロップは簡単に説明するとアガベを煮詰めて

人工的に作ったフルクトースが主成分のシロップで

シロップの7~9割をフルクトースが占めます。

 

 

高濃度で過剰に摂取すると心臓病、インスリン抵抗性、

高血圧、脂質異常症、肥満、交感神経の促進、高尿酸を引き起こします。

 

 

何より速攻で脂肪肝を作り出す。

 

 

フルクトースは血中ではほぼ代謝されず肝臓で代謝されます。

 

 

血中で代謝されないから血糖が上がりにくいので

低GI値という訳です。

 

 

だけど直接シロップのような形で

大量のフルクトースが来ることで

代謝しきれず肝臓の機能が落ち脂肪肝へ・・・

 

 

 

 

ちなみに。

果糖(フルクトース)というと果物に含まれる

良い糖質のように思えますね。

 

 

果物には果糖の他に食物繊維やビタミンなど

他の栄養素も含まれるので果糖の吸収も抑えられています。

 

 

 

 

 

 

「成人の脳機能を画像診断で調べたところ、ブドウ糖の摂取後、15分以内に食欲が減少したが、果糖では減少しなかった」とエール大学の報告があるみたい。

(産経ニュースより抜粋)

 

 

更に私には気になることがある。

それは

 

 

高果糖液糖が AGEs(終末糖化産物)を作り出すこと!!

 

 

「糖化」って聞いたことありますか?

 

 

タンパク質と糖が体温の熱で反応し糖化が起きます。

このAGEsが老化を早める!

ガン、動脈硬化、糖尿病の大きな原因となります。

 

★糖化の恐ろしさについてはこちらを参照ください

 

 

また、美容的には顔の「黄ぐすみ」も

糖化している場合もよくある・・・

 

(黄ぐすみの場合は他にも肝機能低下とか赤血球の溶血とか色々あるので要注意)

 

 

私が使っていたアガベシロップは

JAS有機のものだったけど、原料がオーガニックや

有機だから何でも身体良いという訳ではないということ。

 

 

便利だからつい使いたくなるのはよーくわかる。

自分がそうだったから。

 

 

使うならご自身、ご家族の肝機能や

血管年齢、体調を考えてごく少量で楽しんでくださいませ♡

 

 

 

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