2019年11月15日
こんにちは。
脳・カラダ・顔を丸っと若返らせる
栄養&美容コーチ 榎戸なおみです。
きのこ汁、豚肉入りです。
豚汁ではありません。
豚汁と言ったらきのこに失礼なほど
大量のきのこが入っています。
寒い日にはもってこいの一品です。
<今回の材料>
舞茸、しめじ、シイタケ、干しシイタケ、
ひらたけ、ブナピーに加えて姫竹の水煮と豚肉、ネギ、生姜
それとイワシ粉、味噌
<作り方>
ごま油で材料を軽く炒めて水を足し粉末のイワシの粉を振り入れて煮込む。
最後に味噌を入れて少し火を入れたら出来上がり。
およそ9割が水分だからエネルギーは低いきのこ。
でもゼロではありません。
100gあたりで10~30kalくらい。
◎食物繊維
便秘解消の他、大腸がん、動脈硬化などの予防として
5大栄養素に加えて6大栄養素とも言われています。
◎ビタミンB1、B2、葉酸などのB群
B群は身体のエネルギーを作るのに必要な
水溶性ビタミンで代謝ビタミンとよばれています。
疲れやすいとかダルイなんて人は不足しているかも?
◎ビタミンD2
特に干しシイタケに多く、
カルシウムを作る手助けをしたり
免疫力を上げるので花粉症の方は早めに摂ると良いようです。
◎ミネラル
きのこのミネラルはカルシウムやリン、
鉄などもあるけど中でもカリウムが多く
余分なナトリウムを排泄してくれるので血圧を下げる効果が期待できます。
◎アミノ酸
身体を作る材料がタンパク質で、
タンパク質はアミノ酸の集まりです。
アミノ酸の一つであるグルタミン酸が多いので
きのこは出汁として使えます。
そして何と言っても冬の肌荒れが気になる方には嬉しいです。
当たり前ですが皮膚もコラーゲンも
タンパク質から作られていますので。
◎オルニチン
二日酔い対策や疲労時にという謳い文句で人気のオルニチン。
実はしめじやシイタイは100gあたりの含有量がしじみより多い。
◎GABA
イライラや過緊張を抑え、リラックスさせる効果あり。
特にブナピーに沢山入っているようです。
何と言っても注目したいのはβ-グルカンです。
β-グルカンは多糖類で食物繊維の一種。
キノコ全般に入っていますが
生のシイタケ(どんこ)に特に沢山入っています。
特徴は免疫力を上げること。
10年以上前に某製薬会社さんが
抗ガン作用を狙ってβ-グルカン(レンチナン)の
健康食品をガン患者さん向けに発売されました。
(現在発売終了されています)
私はたまたま業者として
その仕事に携わっていたので色々勉強しましたが
症例で見る効果効能は凄い物がありましたよ。
食事から摂る量には限界があるけれど
毎日だって食べられるものです。
風邪やアレルギー抑制効果を期待して
日々食べることは地味に効果があると思います。
β-グルカンについての参考文献
日本 食品保 科 学会 誌VOL. 30 NO. 6 2004〔 総 〕
きのこ汁とか豚汁って単に美味しいから作るけど
思いの外栄養が高くて得した気分になります。
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