2019年11月22日
こんにちは。
脳・カラダ・顔を丸っと若返らせる
栄養&美容コーチ 榎戸なおみです。
図書館で対象年齢50歳前後の
女性誌を見て感じたこと。
それは年齢と共に広がった顔を小さく見せるメイクと
皮膚が薄くなってきたことによる
乾燥の特集が多いことでした。
図書館は過去からのものも置いてあるから
見比べて判ったけど昔から変わらない
「お悩みテーマ」なのですよ。
ヒトのカラダは約95%以上が
酸素、炭素、水素、窒素の元素から出来ています。
そのうち酸素の比率は65%です。
ミネラルはわずか数%。
ここで、酸素?水でなくて?
と思うかもしれないですね。
そう!人体の60%以上は水分で占められています。
実はその水分の主要元素が酸素で、
だから酸素の構成比率が高いの。
難しい…とゆうか、
ややこしいからそんな事は忘れて良いです。
さて、若い時に60%あった水分が
加齢と共に減少するというのは
エステに行くと良く聞く話し。
理由は「加齢により〜」と言われ、
だから保湿してくださいね、と言われます。
でもどうして加齢により水分がなくなったり、
皮膚が薄くなっちゃうのでしょう?
◆なぜ加齢と共に乾燥するのか?
身体の水分が減るのは
細胞の萎縮で細胞内液が減少するからです。
さらに細胞の数そのものが減少して
総体的な水分が減少するから皮膚細胞だけでなく
身体全体が渇いてくるのです。
◆なぜ加齢で細胞が減るの?
人間には神秘的な機能が備わっていて
加齢によって機能が低下して
お役に立たない細胞は自ら死んでいきます。
これを細胞死(アポトーシス)と呼びます。
これは年齢に関わらず起きているのだけど
加齢に伴い機能低下が進むのでアポトーシスも増えるのです。
これによって加齢と共にお肌が乾燥する、
お肌が薄くなる、というカラクリの説明がつく訳です。
最初に言っておかなければならないのは
自然老化の仕組だから「老化」を
止める事は出来ないということ。
それでも過剰な活性酸素の発生により
DNAのミスコピーや細胞の損傷が起きて
早期老化を招くので阻止したいところです。
また、糖化による血管損傷リスクも避けたいですね。
病気の8割くらいは血管が関係しているように
思うのですがどうでしょうか?
血管が元気な人で成人病とかあまり聞きませんし。
とは言え、
糖化よりも酸化の影響の方が先にありそうなので、
まずは身体の酸化を抑えたい!
それには余計な活性酸素を発生させないことです。
◆活性酸素発生の要因は?
紫外線、大気汚染、放射線、ストレス、たばこ、
薬剤、金属、酸化した食品、病気、過度な運動など
◆余計に発生してしまった活性酸素は除去させるもの
活性酸素を抑制するものに
スーパーオキシドジムスターゼ(SOD)や
グルタチオンペルオキシダーゼ、
カタラーゼといった酵素があります。
これにはセレン、マンガン、鉄、亜鉛、
銅といったミネラル類やビタミンC、E、
ベータカロチンなどが関係しています。
特に食事では積極的にビタミンC、Eは摂ってほしい!
◆自分で潤いを失わせないように!
お肌がカラカラなら内臓もカラカラですよ。
シワとかたるみとか言ってる場合ではなく、
病気を心配しなければならないかもしれません。
心掛けたいことは
今ある元気な細胞を増やし減らさないことです。
・細胞がちゃんと栄養と水分を保てるようにすること
・血流を良くして毛細血管が減らないようにすること
・栄養はしっかり摂ること
・添加物は減らすこと
・白い砂糖はなるべく避けること
・運動してミトコンドリアを増やし活性化させること
・ストレスはサッサと流す方法を作ること
まだまだアンチエイジングの為に
やれることは沢山ありますね~
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