2020年7月30日
脳・カラダ・顔を丸っと若返らせる
栄養&美容コーチ 榎戸なおみです。
お肌の勉強は沢山しました。
エステティシャンやセラピストは
国家資格ではないので、
本当に深く理解する為にみんな
お金も時間も使って知識や技術を高めるんですね~
中でも基礎的なお勉強として皮膚理論があります。
当たり前だけど皮膚のことを理解していなければ
難しいお肌のお客様が来た時に対処できないのでね。
美肌を提供するために
構造やその働き、機能は理解していましたが、
分子栄養学を学んで1番肝心なところを
見過ごしていた事に気づいたんですね〜
それは、
細胞膜の「質」です。
以前の私はカウンセリングでお話しする時、
膜の「質」についてまで話していたかどうか。
細胞膜の材料はこちら。
●タンパク質
●リン脂質
●LDLコレステロール
この内のリン脂質に組み込まれた
脂肪酸の種類によって流動性や働きが変化します。
脂肪酸には3つの役割があります。
➀ エネルギー源
② 生体膜成分(細胞膜)
③ シグナル分子
細胞膜
どんな脂肪酸が入ってくるかによって
敏感肌やアトピーを起こしやすいか、
健康肌になれるかが決まってくるのですね。
ポテチやマク〇ナル〇のポテト、
作り置きのお惣菜の揚げ物の油は
そのままリン脂質の脂肪酸となります。
だからとっても細胞膜に個性が出るのですよ。
食べ物の嗜好がバッチリ出ます。
これらの油はトランス脂肪酸であることが多く
リノール酸リッチです。
高リノール酸、トランス脂肪酸(過酸化脂質)などは
炎症や酸化ストレスの素となることが問題です。
すなわちそれは微小炎症・慢性炎症となり
未病やQOLを下げてしまうので
当然、美容的にもマイナスです。
ニキビ、アトピー、シミ、老化
など皮膚のトラブルが発生!
さぁ、敏感肌のお客様に
どんなアドバイスを最初にするべきでしょうか?
おのずと優先順位が見えてきますね。
とは言えスキンケアは必須です。
だから、アドバイスとしては
内側は
●ちゃんとした細胞膜を栄養で作る
●過剰なリノール酸、トランス脂肪酸の摂取を避ける
●腸内環境を整える
外側は
●適切な化粧品での洗顔、保水&保湿、
●紫外線ケア
他にもコラーゲン生成の為の
栄養素など色々とアプローチ法はありますが
まずはここを無視して美肌はあり得ませんのでね。
結構高い化粧品を揃えたのに
思った効果を得られないと思ったら
食べ物の嗜好を思い出してみてください!