2021年9月23日
ずっとキレイで正しいカラダと思考をつくる
分子栄養学&美容コーチの
榎戸なおみです。
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分子栄養学に出会い
自分が栄養療法を始めた頃、
プロテインとアミノ酸てどっちがいいの?
と、悩んだことがありまして。
プロテインって、
カラダをつくる目的で運動前後に
飲むイメージがあったのですがどうでしょうか?
超!ざっくりですがこの2つの違いを説明します。
まず、アミノ酸とプロテインの違いについて。
プロテイン=タンパク質。
メジャーなところでは大豆や牛乳、
変わったところではえんどう豆とかを原料に
タンパク質のみを精製して取り出したものです。
だから人に必要な20種類のアミノ酸を
効率よく摂取できる。
反面、精製されたものであるから
摂取できる成分が多い分、
消化器官への負担も大きいのが難点です。
なので私が栄養のご相談を受けた方で
胃腸機能がイマイチな方には
プロテインをいきなりおすすめはしません。
一方、アミノ酸はそのタンパク質の素だから
消化良しです!
自分の体調を考えて使い分けしてね。
その中で私が慢性疲労である「副腎疲労」の時に
カラダを整える為に摂ったアミノ酸サプリについてご紹介します。
BCAAとは
バリン・ロイシン・イソロイシンという
3つの必須アミノ酸で構成されたアミノ酸のことです。
分子構造が枝分かれした鎖に見えることから
「分岐鎖アミノ酸(Branch-Chain-Amino-Acid)」
と呼ばれBCAAはその略称です。
iHerb(Optimum Nutrition, BCAA)
マッチョになる目的でなく、
このアミノ酸を使うのには2つの別の目的がありました。
それはBCAAにはこんな特徴があるから。
①エネルギー源になりやすい
②筋肉異化(分解)を予防する
③筋肉合成を促進
②③についてはロイシンに特にその働きがあるので
マッチョ系の方々には人気ですね。
普通、エネルギー源というと糖質か脂質で
緊急事態や糖質制限でもしない限り
自分のタンパク質を切り出したりしません。
副腎疲労とは簡単に言うと
エネルギー不足の緊急事態な状態なので
自分のタンパク質を燃やしてエネルギーを得る
というシステムスイッチしてしまうんです。
これを「タンパク異化亢進」と言います。
思えばこの頃はタンパク異化亢進中
BCAAは素早い吸収によるエネルギー供給と
タンパク質合成スピードで異化を食い止めてくれるのですね。
私はこれにプラスして
すぐエネルギーに変換されるMCTオイルも使って
エネルギーを温存して乗り越えましたよ。
副腎疲労、慢性疲労の方は
栄養療法のひとつとして、また、
お疲れ気味の方にもおすすめです。